クランプコアを使った RF 電流計といえば、大進無線のものが有名。「トロイダルコア活用百科」の記事を Kit 化したものが販売されているので製作されたかたも多いと思う。こんなふうに外付けの電圧計を接続して使用する。

アンテナ研究会のメンバーによると、テストリードに高周波がかぶったりすることにより測定値が影響を受けることが報告されている。また、MLA などのアンテナ近くで測定したいときにアンテナからの電波輻射が気になる。というわけで、WiFi Ap が使用できる ESP32 モジュールを大進無線の Kit に追加する形でバッテリ駆動 リモート RF 電流計を製作した。
制作したものは画像の通り。表示している値はデバッグのためのもの。

使用している ESP-32 ボードは TTGO T Display と呼ばれるもので、これを使って
・LCD 135x240 Dot Display → 測定値表示
・12 Bit A/D → 電圧測定・演算
・Li Ion Battery 充電管理 → バッテリ運用
の機能を実現している。
実際の測定の雰囲気はこんなふう。本体の LCD に測定値を表示、WiFi 接続したスマホにも値を表示する。すこし凝ってみてアナログメーター表示も作った。

今のところ、Kit の説明書の通り、100 mA / V としているが、校正値を測定、入力できるように準備中。