スライディングルーフの熱対策が一段落したので、観測機器の整備を本格化させることにした。うちの主力機はLX200のシュミットカセグレンである。ピント合わせごとにミラーシフトなどに悩まされている。そういうことを想定してやれば影響は少ないのかもしれないが。
LX200はアメリカでは山のように売れているので、アクセサリも豊富であり、電動フォーカサーもJIMのやつがあるが、自作することにした。どうも、あの荒っぽさが気に入らない。
というわけで、コントローラ基板とBOXが完成。
コンセプトは
・ピントノブをダイレクトにステッピングモーターで回す
・POSITIONを記憶させる
・FFモードをつける
である。
というわけで、PIC16F88を使用して、以前に秋月で買ったギア付きの小型ステッピングモータをまわし、その位置を記録して、電源を切っても再現できるようにする計画。POSITIONはLCDで表示させる。
ボタンは、FAR/NEARをそれぞれ、丸いボタンを同時に押すことでFFモードにすることにした。今週はプログラミングとTESTを行う。すでに機械加工は済んでいるので、実験はできるはず。今週末に実戦配備をめざそう。