LX200の光軸調整

昨晩は、月も大きく雲も多かったので、とても観測はできなかったので、以前から気になっていたLX200シュミットカセグレンの光軸調整を行った。と言っても、簡易のもので、明るい星を視野に入れて、ピントをぼかし、ドーナツ状になった像が同心円上になるように、副鏡を調整するというもの。

天頂付近の明るい星(といっても2等星くらい)を導入して、CCDカメラST-7のFOCUSモードでピントをずらした画像を見ながらすこしづつ調整した。雲がひっきりなしに通るので、何度か中断したが、1時間ほどかかって、追い込んだ。そのあとは、全面に雲がかかってしまったので、焦点内外像の確認まではいかなかったが、実用の範囲には収まっているだろう。

今朝になって冷静に考えれば、ST-7でなく、Lodestarを使えば良かったかと思う。ダウンロードのスピードが速いし視野も広い。同心円のクロスヘアーも表示できるので、もう少し手早く、精密にできるのではなかったか。
でも、Lodestarはガイド鏡に取り付けてあるし、ST-7をLX200から取り外すのも、そのごの様々な調整があり、面倒ではある。観測用のカメラで調整ができたということで良いか。