LX80 ファーストライト

やっと、LX-80のファーストライトにこぎつけた。
ちょっと、難航した。原因は、こちらの思い込み。

LX200では、Polar Modeにしてあれば、電源ONで恒星時駆動を始める。極軸は合わせてあるので、適当な基準星を導入して同期をとれば、アラインメント完了である。LX80は、電源を入れただけでは、追尾しない。アラインメントシーケンスが完了しないと、動かない仕様になっている。これがわかるまで時間がかかってしまった。星を見ても流れていくばかりで、壊れたかと思った。

LX80はPolar Modeのとき、赤道は所定位置にあり、北極星に向けてあるものとして起動する。北極星を導入すると適当な明るい星(今日だとVega)を選択して、その方向に向くので、導入してENTER するとアラインメント完了が完了し、恒星時駆動が始まる。1~3スターアラインメントの選択は可能で基準性星が多いほど精度が上がる。こちらで基準星を選ぶことはできない。このような方法をとることにより、極軸望遠鏡がなくとも十分な精度でアラインメントができるようになっている設計になっているようだ。
これを省略して、LX200と同じように、適当な星を導入して、同期をとればアラインメント完了としてそこから駆動を始める。望遠鏡には、コントローラのケーブルやCCDカメラのケーブルなどもつながっており、かってにLX80が基準星を選んでその方向に最高速で動くのは危険であり、この方法で運用したい。

うす雲がかかっていたが、およその極軸をあわせて、実際星にを見てみると当然ながらきれいに追尾している。これから追い込んでいくが、もうすこし、きちんと位置決めをしてからのほうが良さそうだ。