ST-9の再乾燥処理

昨晩は23時ごろから晴れて観測したのに、CCDが結露してしまい、使える画像とはならなかった。自動観測プログラムも正常に動いたのに。

乾燥処理が十分でなかったのと、乾燥剤をオリジナルのモレキュラシーブが散乱してしまったので、手持ちのシリカゲルに交換したのが良くなかったのだと思う。モレキュラシーブは1mm以下の粒でシリカゲルは3mmくらいの粒である。乾燥剤ユニットに詰めると、当然のことながら、小さい粒のほうががきっちりと充填される。感覚的には、乾燥剤の量が2/3になったような感じ。

望遠鏡から取り外して、再度、乾燥処理をする。シリカゲルも再生処理を行う。フロントパネルをはずしてみると、先日ぶちまけた、乾燥剤がぽろぽろ出てくる。かなり取ったと思ったのだが、まだまだだったようだ。
まだ、いくつか、撮像には影響ないが残っている。いろいろと試みたが、CCDチップ含む基板をとりはずさないと、全部はとれないようだ。当面は、このまま、使うしかないだろう。乾燥剤は、もうすこし、簡単な方法にしたい。