サウスカロライナ州博物館

早いもので、学校も残すところあと1週間となった。実質の授業は先週で終わりで、来週は、それぞれの学科の最終テストやプレぜーテンションなど学期末にむけたイベントを残すのみとなった。
ずいぶんと涼しくなって、短パンにTシャツ、サンダルが定番だった学生たちファッションも長袖を着たり靴を履いたりする人が目立つようになった。寒がりの私は、ずーっと長袖シャツを着ているのだが、夜はジャケットを着用している。うちの前にはこんな曼珠沙華が咲いていた。
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サウスカロライナ州博物館が市内にあり、うちから、歩いて30分以上かかるので、それこそ二の足を踏んでいたのだが、ここにはミリタリ博物館が併設されているので、行くことにした。日本では存在しないのだが、外国では戦争博物館というのは、ポピュラーにあり、必ず行くようにしている。実際の武器の展示や戦争の記録はリアルで、物事を直視するという観点からするとなかなか興味深い。

まずは、一般の展示から、サウスカロライナ州は、プランテーション農業のために黒人奴隷をたくさん使ったところなので、その歴史の展示がくわしくあった。
レーザーを発明した、チャールズ・タウンズがここの出身とのことで、その関連の展示。
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サイエンスのコーナーには、古い大きな屈折望遠鏡が2台展示されていた。どこで使われていたものかは、由来の説明がなかった。大きいほうは、口径25cmくらいで、小さいほうは15cmくらいか。女の人は本物でうしろ側は人形。
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銘盤をみると、大きいほうは、有名なアルバン・クラーク社製。
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もう一台はシカゴの会社の製品であるが名前を失念した。運転時計が美しい。
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ミリタリ博物館へ行って、入場料をはらおうとして、カードを出すと、キャッシャーのカードリーダーが故障しているので、現金のみだ、という。すっかりここの生活に慣れて、現金を持ってくるのを忘れてしまい、困っていたら、黒人の係りの人がそのまま入りなさいという。入場料をまけてもらった。
ここで戦争というと、Civil War つまり南北戦争のことで、ほとんどがその関連のもので、当時の銃や戦いの様子などが展示されていた。これは、南部連合の旗。
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ローウィンも近づいてきており、外には、おきまりのかぼちゃが。
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ディープサウスということをしっかりと感じた日でした。