Filter Wheel をもう一台作る

Orion の手動のFilter Wheel をベースにして、SBIG CFW-8 互換のFilter Wheelをもう一台製作した。写真は動作テストのためにST-7と合わせて望遠鏡に実装してみたところ。
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手持ちのパーツを寄せ集めて作ったため、うまくカメラに取り付かなかったり、Filter の交換ができなくなる構造になったりしたり、思いのほか時間がかかった。
また制御ソフトも前回製作したものを流用したのだが、PICの動作CLOCKを変更したため、カメラ側からのFilter 指定のタイミングを検出できなかったりしてトラぶった。ハード・ソフト共ありものでいけると思ったのが甘かった。

SBIGのサイトからダウンロードした資料には、動作についていくつかの不明な点と相互に違う点があって判然としない。
いまのところ、動作には問題ないようだ。Filter 変更の最大時間は約5秒くらい、最小は1秒以内におさまっている。CFW-8の実物を使ったことがないので、これが許せるレベルものなのかどうかわからない。CCDSoftとの組み合わせでは問題なく動作するので、しっかりした形で組み上げることにする。