ESP8266 WiFi モジュールの実験

夏に購入したままとなっていた、ESP8266 WiFi モジュールを動かしてみた。ネットでも多数の実験報告があるのだが、けっこうはまってしまった。オリジナルは中国製でマニュアルは英語のものが多いが、日本語の比較的まとまった解説を参考にした。

写真のようにセッティングした。
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左のUSB-UARTユニット FT232H基板から、3.3V電源を供給したが動かない。
右側のArduino Uno側供給してもだめ。電圧を測ると、それぞれまちがいなく供給されている。
PINの設定が間違っているのかと、ロジックチェッカーなどを持ち出して確認するも、正常に動作せず、基本的なATコマンドさえも通らない。
電源を容量の大きいものから供給するようにしたら、やっと動き出した。このユニットは平常時は、50mA程度なのだが、起動時には100mA以上を必要とするようで、UART基板やArduinoからではまにあわなかったようだ。これがわかるまで、かなりの時間がかかった。

このESP8266WiFiユニットのSDKはいくつかあるが、Arduino IDE上でできるようになっている。さっそくダウンロードして、WEBサーバーのサンプルプログラムを動かしてみる。文字を表示するだけの簡単なプログラムをコンパイルして、書き込むと、自動的に我が家のWiFiネットワークに接続してメッセージを表示する。
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別のPCから、アクセスすると、
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アクセスできて、表示される。
トラブってしまうと、それなりにTCP/IP通信の知識も必要となるが、サンプルプログラムもたくさんあるので、なんとかなりそう。
リモートで動く電界強度計や観測室のステイタスなど、スマホタブレットで表示できるようにする装置を製作する予定。