製作・実験中の OnStep STM32F411 版は動作の最終確認がモータードライバ基板の到着待ちとなっている。もうひとつ、製作してもらった OnStep ESP32 版の基板を組み立てることにした。こちらは 多く使われている DRV8825 などのマイクロステップの値をパラレルで設定するモジュールが使える。
モータードライバ以外の主要パーツを載せてこのように組み立てて、PCとの接続、WiFi のディスプレイなどを確認する。この基板でも ESP32 モジュールは幅の狭い.900 Mil のものが必要なので変換基板を使った。
このバージョンでは ST-4 ポートの PullUp に集合抵抗を使っているが、手持ちがないので個別抵抗を使ってこのように。VM 12V→5V にするレギュレータは 7805 タイプのシリーズタイプだと熱を持ちすぎるので DC-DC タイプにした。これは Aliexpress で購入した格安のものだが、国内で入手するとなると秋月のものが使えそう。
外部入力端子の ECM 保護用にダイオードクランプ IC DA112S1 が使われている。価格は安いが入手しにくいのとオプションなので使用せず。
USB をPC に接続して電源を入れる。WeMOS WiFi モジュールの LED の点滅が終了すると WiFi が正常起動したということである。
WiFi ドングルを接続した PC でアクセスしてみると、
うまく接続できた。
このバージョンでは、ESP32 モジュールのシリアルポートが Serial A として使えるため USB ポートからも PC でアクセスできる。画像はこれまでのものと同じなので再掲しないが LX200 CONTROLER できちんと制御できる。別途 USB-Serial モジュールを用意しなくても良いこのバージョンのほうが好み。