小さい赤道儀製作 コントローラをケースに入れる

製作中の赤道儀は、サーベイ観測に使おうと思っているもので、観測室ではなく、外に置きっぱなしとなる予定。雨ざらしになるわけではないが、観測室よりは厳しい環境になるので、コントローラーボードを防水仕様のケースに入れた。
こんな感じで、タカチのケースを使用して、モーターへの配線はもちろん、USBケーブルもコネクタを変更して防水仕様とする。やはり、ST-4のガイド端子は無し。
イメージ 1

フタを閉めて固定すると、このように密閉される。電源コネクタのところが、心もとないが、同じようなコネクタに変更予定。実験段階では配線していなかった表示LEDも取り付けた。赤は電源、黄がステイタス表示で運転中(モーターが回っているとき)は点滅する。
イメージ 2

下の写真は、実際に接続して動作させている様子。
イメージ 3

電源には、いらなくなった昔のノートPC用のACアダプタ 19V 2.4Aのものを使用している。基板は12Vを使うようになっているようだが、モータードライブICがPWMで電流を制限してくれるので、この電圧でもだいじょうぶである。消費電流は、実測で200mA程度で最高速SLEWで動かしても、あまり電流は変らない。
モーターの電流を RA = 240mA、DEC = 300mAに設定変更したのでモータードライブユニットの放熱板に触れても熱いことはない。もちろんモーターも熱くならない。これで十分なトルクがあるようだ。音も静かになった。

フィールドテストができそうなところまで来たが、三脚などいろいろと準備するものがあり、もうすこし時間がかかりそう。