先日リポートした「水晶原石発振器」で Makers Faire Tokyo 2018 にエントリしていたのだが、本日、Faire事務局から連絡メールがあり、出展受諾との事。すなおにうれしい。
5月2日に出展申し込みをして以来、手をつけていないので、あいかわらず安定に発振が確認されないまま進捗していない。未完成の状態でのエントリであったので、採用される可能性が低いだろうと来年に向けて、さらに人工水晶や天然水晶のブロックをヤフオクで落とした。これらの水晶は荒いところを削ったり、電極をつけるところを並行になるように研摩しなければ、やはり発振させることは覚束ないと思う。
先日、MLA48のミーティングで発表して、うまく動作させる方法について、みなさんからいくつかの意見をいただいた。水晶の表面のあらさ、貼り付ける電極の材質・密着度、発振回路、ドライパワーの大きさ、等々。
表面の粗さがかなり効いていそうなので、研磨剤などを発注して、到着し次第、8月にむけて加工・実験を再開させなくては。
あと2ヵ月ほどあるので、仲間から古い形の水晶発振子なども提供してもらって、エントリした水晶原石発振器がうまく動作しなくても、なんらかの形で水晶発振の様子を五感で感じられるような展示ができないだろうか、やってみる。