製作している分光器のスリットは写真のようにカミソリの刃を合わせて自作したもの。正確に測定したわけではないがスリット幅は100μ 以下と推定される。これにオーディオ用の光ケーブルで導光していた。
光ケーブルがうまく固定できないところがあるので、手持ちの光通信用 FCケーブル、コネクタを使うことにした。コネクタはこんなふうに実装。
光ケーブルはこのように接続、導光される。
光ケーブルには 50/125 の記載があるのでコアの径は 50μ であることがわかる。つまり特別な工作をしなくとも 50μ のスリットとなる。
例によって ネオンランプのスペクトルを見てみると、
きれいに表示された。
迷光処理のためケースの内部も黒塗装して、ほぼ完成形。
このケーブル、コネクタはリタイア前の職場で廃棄される機器から取り外したもので製作してから20年以上は経過していると思われる。当時はずいぶんと高価なしろものだったが AMAZONを見ると、とても安価に売られている。コア径9μ のシングルモードケーブルを取り寄せてみることに。