分光器 構造

実験中の分光器の構成を記しておく。

透過型なので、光路図は、このようになっている。
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机上で実験するときの配置・構成は、このようなかんじ。左側から、スリット+コリメータレンズ、グレーティング、撮像カメラとなっている。
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個別には、スリット+コリメータレンズ部分、このレンズの裏側にスリットを取り付けてある。レンズは、Cマウントのf=50mm、中国製で3,000円ほど
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スリットは、カミソリの刃をあわせて貼り付けて製作した。
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グレーティングは、Edmund の透過型 300GPMのもの。12.7×12.7を小さい。もう少し大きなものが欲しかったのだが、動作確認のためなので、このまま。
光軸をあわせて、アルミテープで仮止め。
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撮影用カメラは、ToupCam チップの大きさは、1/3インチ(4.8mmx3.6mm)、 [ピクセル] 3.75μmx3.75μm 、[解像度] 1280x960のもの。
Fousing レンズは、コリメータレンズと同じ、f=50mmのCマウントレンズを使用している。
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分光器を製作する際に、コリメーターやカメラのFocusなどを調整できるようにしておかなければならない。アマチュアが製作する際に、ここのところがネックになる。
ネットにある製作例では、35mmカメラのレンズを使用したものが多いが、ここでは安価で入手しやすく、また、マウントも入手・製作しやすい、Cマウントレンズを採用した。