中華 nano VNA 測定アダプタ

nanoVNA でFilterやデバイスを測定するアダプタを製作した。

まずはデバイスインピーダンスなどを測定するときに使用するもの。左はプリント基板のSMA端子パターンを利用したもの。右はターミナルブロックをコネクタに直付けしたもの。

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こんなふうに測定する。

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専用のキャリブレーションKITも製作。通常のというか付属のキャリブレーションKITはSMAでこんなふうだが、

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測定のときにSMAコネクタをはずしたりするのが面倒なので、ターミナルブロック用に新たに製作。

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LOAD 50Ωは100Ωのチップ抵抗2枚を張り合わせてはんだ付けした。SHROTは見ての通り単なるジャンパー。OPENは特に製作せずになにも接続しない。そんなに高い周波数までは使えないと思うが。

 

FilterなどをS21を測定するアダプタはちょっと本格的に、ゼロプレッシャーソケットを使って製作。

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プリント基板を発注する際に空いたところにパネライズした。余ったものはグループのメンバーにも配布。

 

たまたま Aliexpress を見ていたら、Nano VNA Testboard としてKIT が売られていた。

www.aliexpress.comとても安価で新たに製作するよりはこちらを使うのが良さそうだ。