年末 妻の実家支援

コロナ拡大騒ぎの中、恒例の年末 妻の実家支援に行く。10時過ぎに川崎駅から乗った「踊り子」は金曜日にもかかわらず、自由席の乗客は少ない。指定席はそれなりにあったようだが。横浜での乗車を確認してから、座席を向かい合わせの4人掛けにしてゆったりと座れるほど。日本海側は例の車閉じ込め騒ぎがあったが、こちらは空気は冷たいが伊豆七島の島々もくっきりと見えるほどの良い天気。

 

たどりついて早速作業開始。メインはミカン採りと獣害対策。今年は隔年の実成り年ではないので実の付きはそれほど多くない。今は晩生温州ミカンの最盛期、あわせてポンカンもころあいとなっている。なぜだか、今年は熟する時期が3~4週間ほど早くなっているとのこと。いつもは1月中旬ごろから採り始める「黄金柑」、木の下枝のところの実を食べられてしまったとのこと。義母は動物が食べるくらいだから、と言って食べてみたところ出荷可能だった、とのことで採り始めた。

 

獣害は相変わらずひどい。イノシシ、シカは電気柵でなんとか防げているようだ。小型の獣はその下をすり抜けてくるようだ。今回は、妻がネットで購入した忌避剤

 

なるものを使用してみることに。オオカミの尿100%を使って寄せ付けないようにするというもの。日本にオオカミはいないので輸入品なのだろうか。獣害対策に効果がありそうなものは、なんでも試してみるしかないだろう。

 

沖縄に住む友人へのお歳暮用にレモンを採りにいく。伊豆ではレモンが良くできるが、風が強いため傷がつきやすい。実家のレモン畑は竹藪にかこまれていて日当たりは悪いのだが風をよけてきれいにできる。

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レモンは酸っぱいため獣害がない。実家の重要な作物だ。温州ほど手もかからず、果期が長く10月~4月ごろまで出荷できる。最初の一本は温州ミカン全盛のころに妻がミーハーで種苗会社に注文して植えてもらったものだそうだ。

沖縄に送るものは新鮮さの証しとして、色づき始めたものや葉付きのものも用意する。

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寒い日々だったので、外飼いの猫は義母に小屋というかケージの中にホッカイロを入れてもらって、その中でゆっくりしていることが多かった。日がさしてくると、外に出て暖かいところを求めて移動する。

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コロナの拡大で微妙なところもあるが、今週末には義妹夫婦が帰省して、ミカンの取入れの追い込みを行うことになるだろう。今年、初めて実家用に注文したおせちでおだやかな正月が迎えられればと思う。