久しぶりに妻の実家支援に

ここのところ新型コロナ騒ぎで途切れがちになっていた、伊豆の妻の実家支援に行ってきた。

川崎から乗った「踊り子号」は満席とはならないまでもそれなりの乗客があった。二か月ほど前は自由席の車両にぼくらだけ、などということもあった。政府の進める Goto トラベルは宿代・旅行代金が安くなるということもあるが、動いてよい、行って良いという、お上のお墨付きなんだろうと思う。各地の他県ナンバーが狩りもなくなったと聞いている。大方の乗客は伊東まででかなりのところ降りてしまった。

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熱川の駅から望める源泉の湯けむりを横目に列車は走り、定刻に伊豆急下田に到着した。宿泊客を迎えるホテルの幟をに迎えられて義母の運転する軽自動車に乗る。80歳も過ぎているが運転は確か。

 

妻の実家はミカン農家。これから冬に向かい実り・取入れの季節となる。これまで何度も書いてきているが、相も変わらず獣害がひどい。イノシシ、猿に加えて鹿まで出てきた。なので、獣が入らないように高圧電源の電気柵で対策をしている。

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9月は雨が多く、対策が遅れて十分ではなかった。そのためにシカの口の届く範囲の葉や実をすべて食べられてしまい、極早生のミカンがかなりのところ収穫できなかった。このままだと木が枯れてしまうので電気柵を整備し、また、義母が木に再度肥料をやったりして若い芽が出てくるようになり、なんとか木は守られた。ちゃんと動作しているかどうか電気柵の機器、バッテリーを点検し、電線の切れたところを補修した。

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そして、早生ミカンの収穫。伊豆のミカンは愛媛の甘いそれに比較して多少酸っぱいところがあり、好みの分かれるところ。ちょっと時期が早いので、色付きはこのとおりだが、私はパンチの効いた味のする伊豆のミカンが好み。

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次はレモン畑。昨年の台風で倒れ、今年の梅雨の大雨でもかなりやられたが、残った木のレモンは実っている。食べごろとしてはもう少しなのだが、青いレモンをフレッシュと感じる人が多いのでので、手ごろ大きさのなものから収穫する。

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 早生温州ミカンもレモンも連休をあてこんで道の駅の売店にたくさん出荷した。どちらも良く売れたとのこと。

 

夏場に元気をなくして、痩せて毛艶も無くなりとても心配した猫。天気が良かったのでのんびり日向ぼっこ。かなりの年になっているが義母の可愛がられて元気を取り戻し毛並みも良くなった。

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滞在中ずーっと天気が良かった。帰りの電車から伊豆大島の島々が良く見えた。

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久しぶりに温泉にも入って堪能でき、懸案のこともいろいろ出来て良き日々でした。