台風後の伊豆へ

妻の実家支援で伊豆へ。台風19号がまともに通過の後処理などを行った。被害はむしろ、先月の15号のものが大きかったとのこと。実家は高台にあるので、雨の被害はほとんどなく、もっぱら倒木などの風被害。

樹齢100年以上になる5mほどの高さの柿の木が倒れてしまって、根元からカットしてあった。この木は甘柿なのだが、渋いところも時々あり、甘さが際立つ実をつけていた。

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道をふさいでいたので、短く丸太に切ってこのよう転がしてある。

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柿の木は堅く、ゴルフのウッドクラブに使われるほどなので、適当なところで乾燥させて役立てることに。

町内のあちこちでは、写真のように道路などに倒れた木を切って処分した切り株が見られた。この杉も樹齢70年くらい、戦後すぐに植えられたものだろう。

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飛んだ木々や切り倒した木材などのゴミを片付け、焼却炉で燃やしたりする。ほかにも、ミカンやレモンの木などが倒れたり傾いたりしているのを起こして支えを入れたりした。

里は収穫の時期になっている。台風で落下した残りだが渋柿を収穫する。隔年で実をつけるのだが、今年は生り年である。自宅に送って、干し柿にする。

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ミカンは少し時期が早いようで、極早稲のものがようやく出荷できる状態。甘味も酸味も少なく、多少寝ぼけた感のある味だが、初物としては上々だと思う。

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イノシシ対策として、親戚の男手も借りて設置した電気柵がうまく動いているようで、最近はイノシシが近寄らないそうな。先日製作して渡したレーザー照射器は使っていないらしい。昨年はこのあたりの低いみかんの木がかなりやられてしまった。

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先日の役場の主催する獣害対策の説明のよると、イノシシは臆病だが学習能力が高く、害がないとわかると平気で昼間も出没するようになるとのこと。以前は電気柵も夜間モードで運用していたが、ここのところ全日モードにしてある。超音波忌避装置も計画しているが効果があるだろうか。