毎月１オーダー分だけ無料で基板を作成してくれる ALLPCB Free PCB Prototype ７、８月と利用してきた。９月になってもまだやっているので再々度利用してみた。
今回の無料発注分は赤道儀のための OnStep ESP32の基板 。OnStep の対応 CPU はいろいろなものがある。前回は STM32F411 版を頼んだ。今回は ESP32 を使ったバージョンのものを頼むことにした。
前回発注した OnStep STM32F411 版は製作中。このバージョンでは Step Motor Driver が特殊というか、多く使われている DRV8825 を使うものではなく TMC2130 を使うものとなっている。DRV8825 はマイクロステップ制御の設定をパラレル信号で行うようになっているが TMC2130 は SPI シリアル信号で設定するようになっている。手持ちの TMC2208 とも差し替えできないのでモータードライバーモジュールを発注して到着待ち。
実験中の OnStep STM32F411 版は PCとの通信がよくわからないところもあり、比較のためにも ESP32 版を作ってみようというところ。こちらはモータードライバはよく使われている DRV8855 をものとなっている。
ESP32 版の詳細解説は MaxESP Vwersion3 、回路図・基板データは EasyEDA からダウンロードできる。大きさが前回の STM32F411 版と同じく 95×120mmなので ALLPCB の無料版を選択。
もうひとつは Smart Hand Controller の基板。以前にも実験したのだがうまく行かなかった。そのときは原因が本体側、ハンドコントローラ側どちらにあるのか分からなかったがそれなりに信頼性のある基板データで再度製作してみることにした。
例によって回路図、基板データは EasyEDA からダウンロードできる。検索すると複数出て来るが今回はこちらのバージョンのデータをダウンロードして発注した。こちらは有料版( ?) になり横幅が 102mm とすこし大きくなったので全部で ＄28 と前回同様な発注よりも ＄2 高くなった。
昨晩 Gerber ファイルをアップロードしておいたらデータをチェックしてくれていて、適合しているので注文を確定するよう催促するメールが届いていた。仕事が早い。
