GPS同期 発振器(1)

イメージ 1

いろいろあって、更新しないでいたのだが、また、書きためていこう。

ひょんなことから、GPSに同期した標準発振器を作ろうと思い立った。
GPSに同期して、10-10乗程度の精度の高い発振器を作ろうというものである。
そんなに精度の高いものが必要としているわけではない。
でも、精度へのあこがれは大きい。

大元の記事はアメリカのアマチュア無線誌QSTに発表されたものである。
関連記事もまとめは[ここ http://www.rt66.com/%7Eshera/index_fs.htm]にあり、QSTの記事のオリジナルも入手できる。プリント基板も配布されており、なんとか、いけそうである。日本でもこの基板の配布をうけて、[製作した人がいる。 http://www.terra.dti.ne.jp/~takeyasu/GpsOsc_2.pdf]これには勇気付けられた。ただ、この記事にもあるように、18bitのDAコンバータPCM-61が入手難である。2年ほど前には同等品が、1個300円程度で大阪の共立で大量に出回ったらしい。それを買った人たちからわけてもらおうとメールを出したりしたのだが、だめだった。

もとはといえば、HPのZ3801AというGPS同期OSCが大量にアメリカに出回ったときに買い損ねたのだ。やはり当時もそのような精度は必要なかったし、1PPSの出るGPS受信機は2台もっていたのだから。

最近、いろいろと見ていたら、世界にはいろいろな方法でGPSの1PPS精度を利用して、高精度の発振器を作っていることがわかった。そして、最新の[このページ http://www3.sympatico.ca/b.zauhar/GPS_Std/GPS_Std.htm]にたどりついた。カナダのアマチュア無線家である。基本的には、PIC1個と制御電圧を変換するOPアンプ、10Mhz(5Mzh)のVCXOで実現させている。主要なパーツであるプリント基板とプログラム済みのPIC18F2220を配布している。
 プリント基板+プログラム済PIC18F2220 で $28(送料込)
とのことなので、2組発注、本日到着した。支払いはPaypalで7月7日のことだから、ちょうど10日かかっていることになる。