GPS同期発振器 5MHz版も組み上げた

昨日組み上げた、10MHz晩の発振器は一晩たって、10.000020MHzと予定の10MHzより20Hzばかり上の周波数となっていた。PLLがロックするのに時間がかかるのだろうか。1時間に2Hzくらいの感じで変化していく。もうすこしすれば、ロックするのだろうか。

この間に5MHzバージョンを作る。VCXOは先にも紹介したように沖縄の店から買ったTOYOCOM製、GPSはTrimbleである。組み上げてみると、どうもGPSから1PPSが出ていない。しかたがないので、10MHzバージョンの1PPSを分岐して使う。5000006Hz(+6Hz)からぴくりとも動かない。

この違いはなんなのだろう。どれが正しい値なのか分からなくなってきた。

HP5328Aのカウンタを用意したのだが、このカウンタははHP Z3801AのGPS同期発振器で校正したとのことだが、あきらかにずれている。恒温槽入りの基準発振器とのことなので、ずれは変化していくわけではないが、つまり基準発振器が不安定なわけではないが、ずれていることは確かだ。

結局、10MHz版はVCXOの変化率が大きすぎてだめなようだ。
5MHz版は、このまま、電源をいれたままにしておこう。どのように推移するか。
10MHzの可変範囲の小さいVCXOを製作してみるか
その前に、カウンタを校正するTOOLをなんとかしなければいけないだろうか。
秋月のTVサブキャリ発振器で校正するか。