IKEAで本棚を買う

というわけで、建築会社といっても、いわゆる工務店であり、社長である1級建築士の運転するトラックに乗って、横浜港北IKEAに向かう。今日は、飛び石連休の狭間なので、つまり平日だから、がら空きだ。

組み立てた姿を展示場でみてもらって、このように組み立ててくれとイメージをつかんでもらって、入り口からすぐに取って返し、買い物エリアへ行った。もう一度、購入すべきものの場所を店の人に確認してもらって、カートを曳いていく。ひつようなものを積んで、勘定をすませる。値段のばらつき、つまり、なんでこれがこんな値段??というのはあるが、総じて安い。2m×2.4mの本棚、ガラスの扉がついて全部で9万円というところ。

完成が近い我が家に運び込んだ。今は、クロス張りなどの内装をやっているところ。本棚の据付は年明けになる。
きわめて順調だ。

巷では、いろいろと、自宅建築に関するブログなどが報告されている。齟齬のある話も多い。我が家のことは、あまり書き記すようなことがなかった。そういう意味では順調である。最初は、たとえば、手抜き工事をされないために、写真をとっておこう、ということなどがあったようだが、工事の様子をみていて、あまり意味が無いように感じた。

木造住宅は、様変わりしている。耐震対策、強度偽装事件などを受け、工法が標準化され、手抜き工事などができにくいことになっている。だから、よっぽど悪意をもって工事しなければ、手抜き工事はできにくいのでなないのだろうか。もっとも、仕上げの悪い、というか、雑な工事はたくさんあるだろう。我が家でも、打ち込まれた釘の様子(実際にはコースレッドつまりねじくぎ)を見ていれば一様ではなく、品質が一定していないことはわかる。そこをどのように評価するかはむつかしい。

見えるところで、壁や内装のクロスが隅々まできちんと張られているほうが、一般的には良いうちだと見られるだろう。
難しいなー。施主としては、頭のてっぺんから爪先まできちんとして欲しいと思うことなのだが。