Qマッチのケーブルなど

ターンスタイルのアンテナでは、2本のアンテナに、90度位相の違う給電を行う。
インピーダンスマッチングをするには、Qマッチという手法が必要で、下のような構成となる。

.                          50Ω
                             --------| 50Ω 1/4λ   75Ω 1/4λ
アンテナ側     50Ω +1/4λ  |------------------  トランシーバー
.                     ----------|

電気長は、計算でも求められるのだが、クラニシのアンテナアナライザBR-510でも求められる。
ケーブルの先端を開放して、インピーダンスが最小になるところをtなる。短めの手持ちのケーブルをいくつかつないで、測定してみたら、理論値よりもほんのすこし周波数が低くなる。
ケーブルの短縮率は、メーカーによって違うそうだし、コネクタなども影響しているのだろう。
信頼のおける測定器なのでこちらを信用して、調整していくことにする。