南三陸町志津川

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やっと、仙台出張から帰宅。
重たい思いをして、PCを持っていったのに、なぜか、1週間滞在したホテルのLANからアクセスできなかった。無線LANは山のように受かったが、当然ながら、簡単なパスワードではアクセスできない。

22日土曜日に、南三陸町志津川に入る。仙台から、ホテルの送迎バスがあるので、それに乗った。乗客は6人3組。
ホテルにチェックインして、タクシーで志津川まで行った。
写真などで見るのと、現実に見るのとでは、ずいぶん違う。
志津川の防災センターに行った。ここは、町民に非難を呼びかける放送をして、その本人は津波で死んでしまったというところである。タクシーの運転手が「観光名所になってしまいました」と言った。現に大型バスが止まっていた。

タクシーを開放して降りて、海岸べりからずーっと歩いてみた。津波に押し流されたところなので、残っているものは、重たいもの頑丈なものしかない。その中に、人の思い出のあるようなカセットテープなどがあると、持ち主のことを思わずにはいられない。

写真のガスのマイコンメーターは、海べりの建物の瓦礫の中にあった。地震を感知して、ガスの供給を遮断して、津波にも耐えて、ずーっとリセットされるのを待っている。

営業をしている県道沿いのガソリンスタンドにタクシーに来てもらって、ホテルにもどった。ここも、海岸べりの高台にあるのだが、2Fにある露天風呂のてんじょうまで津波が来たそうである。
ホテルのロビーでは、写真のように、コンサートが開かれていた。美しいイ演奏であった。先ほどまで見た、志津川の廃墟との落差を感じた。
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