久しぶりに観測

日・月ときれいに晴れた。ほんとに忘れてしまうくらい、何日か振りで観測ができた。
おととい日曜日は、日が沈む前から、CCDを冷却を始める。観測用の星図VariableStar Plotterでプリントして用意する。今回は、シーズンの再開にあたってのテストがメインということで、観測しやすいように高度の高いところで極小となる、VZ PSCとした。

早めに食事をすませて、観測にとりかかる。が、なかなかターゲットの星が導入できない。望遠鏡は、ターゲットの変光星に向いているはずなのに、ガイド鏡のLoadstarの画像もST-7本体の画像もそれらしい星の配置を写してくれない。
望遠鏡を再アラインメントしたり、指定座標付近に振ったりして、それらしい配置を見つけて観測を開始した。

昨日、撮像したものを確認してみたら、ちがう星だった。前述のように、観測するときには
VariableStar Plotter でプリントして容易する。うちのカメラの画像は、すべて北が下側、東が右側になるように統一してある。当然星図もそのようにプリントする。こんなふうに。

イメージ 1

そのときには、すべて逆の配置で北・上側、東・左側にプリントしてしまった。いつもだと、紙にプリントして見比べたりするのだが、今回ファイルサーバーを新たに設置して、ペーパーレスにしたため、狭いディスプレイの中で画像を見比べしにくかったのも原因のひとつ。

昨晩、それなりに晴れたので、再度観測。ターゲットは20時30分ごろに極小となるMR DELとした。夜になって、透明度が悪くなり、雲もひっきりなしに通過する状況だったが、なんとか連続して観測することができた。

イメージ 2

ざっと処理して、測定してグラフを描かせてみると、極小は捕らえられているようだ。
いろいろと再チューニングが必要なところが多いが、まずまずというところ。