久しぶりに天文工作 ガイドスコープマウント

天気が悪く観測できない日が続くと、天文関係の工作にも力が入らない。ここのところ晴れの日が続き、望遠鏡を動かすことができると、天文関係の作業にも身が入る。本当は天気のわるいときこそ、機器の整備を行い、いつでも観測できるようにしておくべきだと思うのだが。

これまでは、LX200-20 + SE120(ガイド鏡) 、 LX200-25 + 6cmガイド鏡 という組み合わせで使っていたのだが、LX200-25の視野・限界等級に比べて6cmガイド鏡は小さいようで、ときおりうまくいかないことがあった。そこで、遊休となっている、Exprore Scientificの125mm鏡をつかうことにした。LX200は、口径が20cmと25cmとも赤道儀は同じ造りである。フォークアームの長さは違うが、剛性は同じくらいと思われるので、それぞれの搭載加重が同じになるようにして、LX200-20 には、Explore Scientificの125mm鏡を、LX200-25には、120mmのSE120を乗せることにした。

そんなわけで、125mmを乗せる、ピギーバックマウントを製作した、ほぼ完成して、仮組みをしてみたのがこれである。
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鏡筒外径は130mmくらいあるので、内径140mm・肉厚5mmのアルミのパイプをカットしてもらった。3点支持でメイン鏡筒との光軸を調整できるようにしてある。ガイド鏡と割り切れば、光軸は一致していなくても良いのだが、ファインダーとしての機能を考えると、合わせておくと観測の効率が格段に違う。

昨日、LX200-25にSE120を乗せ換えたのだが、この際にファインダーを動かしてしまったようで、主鏡、ガイド鏡、ファインダーのすべての光軸が違ってしまい、合わせるために、CCDカメラをはずして、広視野のアイピースをとりつけたりで、かなり時間を費やしてしまった。やっと、観測できる態勢になったら、すっかり曇ってしまった。今日は、これから晴れる予報だが、まだ透明度は良くない。どうだろうか。