中国広東省 深セン3 茶葉市場など

 
 朝。未だに夫はスマホ決済の追加チャージを成功させるべく、日本にいる妹と連絡をとりあっていた。私はコーヒーを淹れたりパンをつまんだり。追加チャージがいまいちうまくいかないので、朝食を兼ねて外に出た。行くのは最寄駅。バスセンターに隣接していて、小さなレストランがいくつもある。朝なのでまだ開いていない店も多かったが。何人かの人が一人で朝食をとっている店に入った。
写真メニューがあるので、指差しだけで買える。小豆粥みたいなのと、普通のお粥と。小豆粥の方はうす甘かった。
 
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 部屋に戻ると、妹よりオーケーのメールが来ていた。電脳街といい、これで夫の旅行の目的は大概達成したわけなので、今度は私の番だ!!行きたいのはデパートとスーパー、だけど西武デパートは撤退したらしいし、スーパーはどんなのがあるのか。こういうときにガイドブックが必要なんだけどと文句たれながらタブレット端末で探す。これがまた地図とかうまく表示されなくてイライラしたが、とりあえずウォルマートがあるらしい。ホテルの人に聞いたらウォルマートはOCTにあるということだった。
 
 OCTは地下鉄駅にしてホテルから二つ先にあるので、本日はまず、こちらのページで紹介されている深圳茶葉世界」というお茶の卸売りセンターから片付けることにした。なんでも香港で買うのなぞバカらしくなるくらい安く、卸と言っても普通の量でも売ってもらえるとのこと。そこを見に行こうと夫が言い、そんならその近くにある、中国らしい商品が安く買えるという羅湖商場も見に行きましょう!というわけで。
 
 中国の地下鉄には、各駅に荷物検査がある。職員にはおしゃべりばかりで何も見てないところもあれば、真剣な人もいて、私は水を持っていたので止められて、飲めといわれた。ところが夫は同じように水をバッグに入れていたけれど、止められることはなかった。何で?
 
深圳茶葉世界」は地下鉄1号線の終点が最寄駅なので、安心。電車内で立っていると、夫はしばしば席を譲られたが、その譲り方が潔い。ぱっと立つだけで、どうぞも何も言わない。日本では譲ろうとすると怒られるとか聞いたりするが、たんに目の前の人が立ち上がり席があくだけなのだ。お礼を言うと目礼が返ってくる。なんだ、これが正しいじゃん!
 
 駅で降り、ネットの紹介のまんま線路の横の建設路を歩く。すぐ見つかった。ガレージカーテンをくぐると、お茶の香りがしてくる。2階は茶葉、3階は茶道具と表示されていたが、茶葉を扱う店も少しはある。土地柄ポーレイ茶(古いお茶になると堆肥みたい・・)、円盤状の団茶?だけかと思えば様々なお茶がある。龍井(ろんちん)と言うと、冷蔵庫から出てくる。値段は500g(1斤)で表示されていることもあれば、されてないこともある。半斤でも買えるし、頼めば100gづつの小分けでパック詰めもしてもらえる。私たちがこのように試飲して買ったのは鉄観音で、500g85元だった。
 
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 スマホ決済で世話になった妹は中国茶が好きで、台湾に行くと知人の紹介の店で買う。だが、私たちが上海のスーパーで買った量り売りのお茶の方がそれより安くて美味しかったと怒っていた。別の人によれば、10缶入りのを買ったら、1缶には何も入ってなかったという話も聞いた。流通ルートか人為的作為かただのポカかは知らないが、それはつまり、「中国茶は一見の人の手には負えない」ということではないのかと思ってしまう。
 
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 それでもまあ、お茶屋ばかりが並んでいるビルの2階と3階をぐるぐるめぐり、面白くはあった。中国茶が好きな友達もいるし、妹へのお駄賃も要るし、味がどうとかより、ここはひとつ話のネタになりそうなのを買おう!とか思ってしまう。値段は激安なんで、殆どばら撒き土産の趣きで。
 
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 近くの飲茶屋で点心とワンタンスープで昼食。
その後、激安と噂の羅湖商場に足を運ぶ。途中、シャングリラホテルを目指す白人夫婦が大きなスーツケースを持って苦しそうに階段を昇っていくのを見た。彼らの運が悪い(わざわざエスカレーターのない道に遭遇してしまった)のか、それとも元々エスカレーターが整備されてないのか。
 
 羅湖商場は電脳ビルみたいだった。分類整理というものがされていない。上から下まで延々と細かく区分けされた店があるだけで、全部の階で扱う商品に変化がない。とりあえず上から回ってみた。ドレス、時計、バッグ、ショール・・女性用のカツラもあった。いわゆる偽物が大量に売られている。エルメスやシャネルのストールとかもあって、お店の中では白人のご一家が買い物中だった。
 
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 お土産のお財布を買うべく、店に入った。グッチのバーバリーのとわらわらと出して来た。それがまたなんでか知らないが札入ればかり。渡したい相手というのは小銭入れと札入れを別々に持つタイプではない。また使い勝手もさりながら、財布ひとつでも似合う似合わないがあるわけで、とりあえず小銭入れがついてるタイプが見たいと言ったら相手は「いくらなら買うのか」と言った。
 
同じセリフをトルコのバザールでも聞いたことがある。そのときは偽モノのバッグに法外な値段を言われてバカらしくなり、その場を離れようとしたら言われたわけだったけど。トルコの場合は、「もう欲しくなくなった」であり、こちらの場合は「要らないものはお金もらっても要らない」ということになる??大人げないんでしょうか、私??
 

お茶持ってウォルマートがあるというOCT駅に行く。OCTとはどんなところかと言えば、オシャレ地区だ。劇場もあり、ショップやカフェが並んでいる。それはいいが、広くて一仕事してきた身としては駅から遠すぎた。OCTの方から歩いてくる女子は皆オシャレをしていて、日傘をさしていて、その日傘がまたカワイイ。でもどこに売っているのだろう?電脳街にも羅湖商場にもあんなのなかったし! そしてこんな風景も。


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 結局、ウォルマートにはたどりつけず普通に新しいスーパーで買い物をした。ブドウとオレンジ、タマリロに桃。ブドウは量り売りもパック入りもあったが、パック入りを選んだ。中国では量り売りの場合、大根は葉の部分をとっておいてその場に置いてきちゃうしブドウなんぞはつまんで食べてみると聞いてたので。実際どうだったのかといえば、大根の葉どころかトウモロコシの莢をむいているのを見てしまった。あんなの大した重さじゃないと思うんだけど。
 
 疲れたし遠くもないのでタクシーでホテルに帰る。一休みして、夕食に。ホテル裏手を探すと、また深海魚料理の店があった。もしかして姉妹店?沼津じゃあるまいし、深センって近くに何かの海溝でもあるのか??いやまあ、東京にだってジビエの店があるから。築地、じゃなくて豊洲から飛行機でヨーロッパまで魚を運んだりしてるはずだから。いや、私がわからないのは深海魚料理という分野を作ろうというセンスで。・・・結局、近場の湖南料理屋に入った。客がいないと思っていたが、食べているうちにちまちま入ってきては食べて出ていった。
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その日は何種類かの数種のキノコを揚げたもの、エダマメとひき肉の炒め物、青ナスと乾燥豆腐の炒め物、ビールで150元。なるほど咀嚼とはダイエットの味方で、エダマメをじっくりと噛んでいるうちにお腹一杯。おなかは一杯なんだけど、満足感がないのは肉の塊がないからか??