先日、Aliexpress を見ていたら何かの拍子に万年筆のお店にたどりついた。
今どきはパソコンを使うので手書きにすることはなく、一番多く書くのは年賀状の一言書きだろうか。私は万年筆派で電子工作の製作メモ帳など、普段使いもしている。最近は字を忘れてしまうので、ボケ防止のために漢字の書き取りをすることもある。愛用のものはパーカーで、もう20年も使っているだろうか。
値段も送料込みで 2000円余りと安かったので好奇心も手伝って買ってみた。手持ちのものとかぶらないように、ペン先は極太、色目は赤系統の派手なものということに。
2週間足らずでとどいた。画像は手持ちの万年筆と並べてみたもの。一番上のレンガ色のものが今回 Aliexpress から購入したもの。中段は私が使っているパーカー製のもの、一番下が妻のウォーターマン製のものである。
極太ということなのでペン先が特徴的。
角度を変えて見ると、
パーカーやウォーターマンの万年筆はインクカートリッジを使用するが、この万年筆はボトルインクが必要である。中国ではインクカートリッジは一般的ではないようだ。
パイロットのインクを買って満タンにして、大昔に買った原稿用紙を取り出して、実際に字を書いてみる。ウォーターマンと比較すると太字が良く分かる。
タッチはかなり良く、極太であるがインクが出すぎる様子もない。この値段でこの品質は驚き。太さが均一にでるので、隷書体など古い字体を書く練習に使おうかと思っている。