久しぶりに基板を発注

久しぶりに基板を製作、JLCPCB に発注した。中国の旧正月春節も終わり工場も本格稼働しているようだ。製作したのはこの2組の基板。変な形になっているのは、けちくさく、それぞれ複数の回路を 10cm×10cm に納まるようにパネライズしたからである。

左が ESP32 でステッピングモーターをコントロールするもの。以前にも製作したが、友人に分けたりして在庫が無くなり、また回路をバージョンアップした。

右は実験中の本棚 MLA のコア給電部タップをリレーで切替えるためのコントロール基板でコア部、リレー回路、ロジック回路などをまとめてある。

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こちらの基板には別途実験予定のコイルを作るための穴を開けてもらった。右のようにメインの ESP32 ボードとコイルスペーサーにカットする。

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こちらはコアマウントに用意した基板、このように切り分けた。コアのタップを適切に取り出すことと、それをリレーで切り替えることを想定している。

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コアのタップを出すのにはちょっと苦労した。このように巻線をひねって取り出すことも検討したが、今運用しているものは素直に全部巻いてタップを半田付けして取り出すようにしている。今回、基板にマウントして取り出す方法を試みる。

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このようにコアを置いてやるつもり。本棚 MLA に実験中のコアはだいぶ前に HAM フェアで購入したもので FT240-43 とのことだったが、もう一回り大きく FT290-43 というところだろうか。これに合わせてパターンを作ったが、新たに購入した FT240-31 コアを置いてみると基板が大きい。

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なんとか使えそうなのでこのまま実験を進めることにする。

それにしても中国の基板屋さんは安い。形状は加工できる形でデザインルールを逸脱しなければ良く、値段が基板の大きさだけで決まり 10cm × 10cm 5枚で $2 ~ $5 というところ。今回これだけお願いして送料を含めて $20 くらい。今回は発送を二番目に安い Fedex Intenational Packet でたのんで、ちょうど一週間で届き、郵便局が配達してくれた。一番安い発送方法では2週間くらいかかるので、次回以降はこれで発注することになるだろう。