2社からプランをもらう

連休に2社と打ち合わせをした。どちらも、気分的には丸1日かかって、休みが1日しかなかったような感じ。天気が悪かったせいもあったが、自由時間が少なかった。

宮崎台の会社。
基本的には工務店なので、会社の雰囲気も見ながら、事務所で打ち合わせを行った。
いただいたプランは、前回とあまり変わり映えせず、なんだか、自分の案にこだわっている様子。私たちの生活パターンをもう一度説明しながら、示されたプランでの行動をシュミレーションして見せ、この案で不都合な点を列挙した。
また、示された案ではいちばん日当たりの良いところに、納戸が配置されており、思い切り布団を干したいという、妻の希望もかなわないことも伝えた。このことには、設計者自身も気になっていたらしく、しょげていた。
再度練り直した私たちの案を示して検討をお願いした。黙ってこの通りに作ってくれといえばそれでも良いのだが、やはりそこはプロとしての見識を示してもらいたい。わくわくするものも欲しい。
問題を難しくしているのは、観測所である。2階の部屋の屋根にスライドルーフをつけた形となるのだが、2階には観測所しかない、平屋のつくりなので、階段や、防水などのつくりが中途半端となる。このつくりを自分でも検討していてわからなくなり、そこのところは、専門家にまかせようと思ったのだが、私にも難しいものは、プロにも難しいようだ。
観測所へのアクセスを外階段にすればかんたんになりそうだという意見をいれて、両方で検討してもらうことにした。

宮前平の準大手の会社。
工事費の積算もついたプランの提示をうけた。
観測所まわりのアクセスはきれいに考えられており、なかなか良い。
やはり、ここも生活パターンのなかでは二人が遠くなるシーンが多くて住みにくそうだ。二人しかいないのに、細切れの感じがする。おまけにまったく廊下に外光がさしこまない構造になっており、暗い。そのことを指摘すると、トップライトを作ったら、と言った。安直な解決のように思える。結局、私たちの生活パターンや希望がうまく伝わっていない感じだ。詳細設計になれば、設計者と直接話をするようになるだろうけど、営業が窓口では遠い感じしか伝わってこない。
積算は正確のようだ、積算資料と引き比べてみてもそんなに違った値はでていない。ほとんどの項目は基準が面積あたりの価格になっているので、予算をいじるのは、建築面積を考えることになりそうだ。

いまのところ、設計者との距離(物理的にも心理的にも)近いのは宮崎台の会社である。ここに絞ってプランニングしていくほうが、負担もすくなく、できあがりそうな感じがする。いわゆるコンセプトに振り回されずに、しっかりと自分たちの生活パターンを見つめ希望を伝えていくことにしよう。