宮前平の建築会社と進める

先週の土曜日2日は雪だった。
こちらの提示したプランについて、検討しましたというので、雪の中を打ち合わせに行った。よく練り上げられたものを提示してくれた。こちらが、いつも気をやんでいる、観測室へのアプローチも良く考えられていた。

観測室はちょっと難しい構造と言える。
私たちが建てたい家は平屋である。住んで見ると、平屋は楽である。だから、このまま踏襲した。その上にスライディングルーフつきの観測室を設置したいというのがうちの希望である。観測室は2階あつかいになる。平屋とは相容れない。だから、アプローチの設計は難しくなる。

まったく、外と考えることもできるので、その線でも検討してもらった。事前のこちらでのシュミレーションでも分かっていたのだが、そうなると、フォルムが美しくないのだ。だから、宮前平の建築会社は、最初から、2階構造として設計してきた。無駄が多いことも承知の上のようだった。でも。今回はうまく取り込んでくれた。

今回のプランを見て、初めて、設計者との共同作業であるということを感じることができた。建築をやっている人と言えども、空間の認識能力には著しく差があるようだ。こちらは、このように作りたいとのことである。現場の建築にたずさわる人たちは、どうしたらできるかということを提示してくれればいいものを、結局は、空間をイメージできていなかったようだ。

この先、実際に造り上げるまでは、もっといろいろなことがありそうだ。
がんばらなくてな。