「グリッドディップメーターの使い方」を熟読している

この本の第3章は「共振回路の測定」である。ディップメーターの高周波測定の基本は、共振周波数のそくていであるので、十分な説明がされている。昨今のメーカー製の無線機器では電子同調や、DDSなどが使用されており、なかなか、明快な共振回路が見えないものとなっている。

しかし、アンテナだけは別である。アンテナアナライザなどが出回り、手軽にSWRやインピーダンスを測定できるようになっているが、それだけにたよると、アンテナ本来の共振回路というものから、ずれた判定をしてしまうことがあるようだ。特に、昨今急速に話題になっている、HFの短縮形アンテナ、EHアンテナ、スーパーRADアンテナなどは、共振回路(周波数)が重要なようだ。

今回この本を借りたのもそこにあり、共振点、周波数ををどのように確認するかというところをさぐりたかったのだ。ネットワークアナライザのほうが良いのかもしれない。もっと別の方法があるのかもしれない。
今は、この本を熟読。