やっとMOXON 435MHzができた

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こんなふうに、位相差給電していたのだけど、Qマッチのケーブルの寸法の誤り(波長短縮率の設定ミス)などにより、うまくいかなかった。400MHzから500Mhzの間で、いくつもの共振点ができた。
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Qマッチのケーブルを正確に作り直したこと、きちんとした、位相差給電により、434Mhz~450Mhzの間でSWR=1.2以下に収めることができた。

AO-51の午後のパスで確認したところ、ダウンリンクをきちんととらえているいることが確認できた。FMの通信では、やはり、高度30度以下では難しそうである。CWのテレメトリだと、もう少し高度が下がっても検出できる。

この結果をもって、一連の MOXON アンテナのプロジェクトはいったん終わりとする。オーバーオールの特性の測定、給電点などのホットボンドによる防水処理などが残ってはいるが。送受信によりデータを集め、このような固定アンテナで、衛星通信が楽しめるか、検証していく。