ヴァルナによる恒星食

アストロアーツの天文ニュースによると、2月10日にヴァルナによる恒星食の予報が掲載されている。対象となる恒星は、15.3等星でとても暗い。予報時刻はは21時36分なので、観測しやすい。

我が家の環境で観測できるかどうか、検討してみた。これまでの撮影記録のざっとの分析かから、15等級は限界に近い。
LX200-25+レデューサー(0.7)+ST-9の組み合わせの20秒露出で15等級の有意の測光ができる画像が得られるようだ。

せんだい天文台のさらにくわしいページによると、食のときの減光は4等級なので、検出だけを目的にすれば、10秒露出でよいのかもしれない。さらに、2×2のビニングでは、3秒まで露出時間を短くすることができそうだ。転送速度を考慮すると、20~30秒に1コマの撮影が可能かもしれない。予報では、食時間は45秒なので、とらえられる可能性はある。
こんどの週末に望遠鏡の極軸をあわせるなどして、実際に対象となる星の撮影をしてみよう。