徳島出張2 モラエス記念館

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眉山の山頂にモラエス記念館がある。写真はモラエスの書斎を再現したもの。くわしい写真が残っており、忠実に再現したそうだ。
モラエスは1854年にポルトガルリスボンで生まれてのちに、日本を訪れ、総領事などをして、33年間を日本でくらした。うち、17年間はこの徳島である。
徳島で結婚していたのかというと、そうではなく、神戸の総領事をしていたときに、妻となったのがヨネちうひと、徳島出身でその死後、移り住んだというのだ。来てみてすきになったのだろうか。くわしいことは、Wikiなどを参照していただきたい。
 
案内、説明してくれたのは、地元のボランティアのかただった。モラエスポルトガルの新聞などに日本通信を書いたりしていた。それで生計を立てられたのだろうか疑問に思い、きいてみたら、総領事時代の給料が大きくあったようだ。当時の教員の給料が30円くらいのときに、400円の給料をもらっていたそうな。
 
どのような思いであっただろか。わたしたちが思うほど悲壮なものではなかったのかもしれない。