観測室の熱対策を検討

観測室は、スライディングルーフであるが、通常の室内のように天井がなく、窓も無いため、夏場は40度を超える暑さとなる。内側に断熱材を貼り付けたので、これだけですんでいるとも言える。
室内の温度が35度を超えると、自動で換気扇が運転するようにしてあるが、簡単には温度がさがらない。

先日、岡山での変光星観測者会議のおり、みなさんの観測室の熱対策の状況を確認したところ、そんなには上昇しないとのことだった。岡山理科大学のドームもそんなに温度が上昇しているようには思えなかった。
協栄産業のスライディングルーフを使用しているひとによると、設置当初はやはり、とても暑くなったそうだ。そのため、太陽電池で運転する換気扇を購入して、設置しようとしたのだという。ところが、屋根を白く塗ったところ、太陽熱を反射するようになり、室内の温度上昇はなくなったとのこと。

我が家のスライディングルーフはグレーの塗装であるので、よけいに熱を吸収するようである。白いペンキを塗って改善するのであれば、そのようにしようかと思う。グレーにしたのは、スライディングルーフが目立たないようにとのことであったが、熱をもつことで、家全体にもダメージを与えるようならば、塗り替えることもありだ。

どうせなら、断熱塗料をということで探してみたら、「ダイナ」が良さそうだ。通常の塗料の3~4倍くらいする。これの白ないしはそれに近い色だと効果はあるのだろう。

それなりの道具ももっているので、自分でもやれそうだが、、家をたててもらった工務店に見積もりをお願いした。あまりに高ければ、塗料だけを買って(3万円)自分でやることにする。すみからすみまできれいに塗らなくてもそれなりの効果はありそうだから。