レーザーコリメーターが届く

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Aliexpressに頼んでいた、レーザーコリメータが届いた。発注してから、2週間かかった。頼んだところは中国本土のお店なのにシンガポールからの発送になっていた。どうゆうしかけになっているのか良くわからない。とどいたものは、普通の品質で、電池も入っており、レーザーの輝度調節も問題なくできる。

2インチのアダプタもついていて、値段は、送料込みで、$21.63 でずいぶんと安いと思ったのだが、国内のAmazonのお店でも、送料無料で2,300円で売っているところがあるのね。ちょっとだけ安く手に入ったということか。
Amazonのお店のカスタマレビューを見るとずいぶんと辛口のものも多いが、値段を考えるとそれなりと言えるのではないだろうか。

さて、このコリメーターの精度はどのくらいだろうか、どのように測定したら良いだろうか。Vブロックに乗せて、離れたところに照射して、スリーブを回転させて、中心に来るようにすれば良いだろうと思う。けれども、このコリメータには光軸調整の仕掛けがない。WEBで検索してみると、分解して調整している人もいるようだ。

実際の接眼部にもガタがあるわけだし、どうなんだかと思う。こんなときこそ、光学シュミレーションソフトの出番なのかなー。接眼スリーブが±50μmくらいのときに、光軸合わせの精度がどのくらいになり、そのときのスポットダイアグラムがどのくらいになるかということがシュミレーションできそうな気がする。
天文雑誌のテストリポートには、設計光学系のスポットダイアグラムが載せてあるが、光学系、機械系ともども、理想的にはいかないものだし、誤差を含んだ形のものが必要なのかと思う。

これらは、今後の研究課題として、とりあえずは、このコリメーターがどのくらいの精度があるかを確認しなければ。