Maker Farire Tokyo 2014

Maker Farire Tokyo 2014 へ行って来た。場所は東京ビッグサイト、12時スタートというので、ちょうどその時刻にたどりついて、かなりの行列。なんとか入ることができた。アンテナ研究会で申し込んだのだが、あえなく落選。ネットでも落選の怨嗟が飛び交っていた。会場に行ってみて分かったのだが、無料チームはかなりの狭き門だったと思う。

例によって、目についたものをいくつか。
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これは、沖縄の三線(さんしん)の自動演奏機。作ったのは沖縄出身でこちらで働いているひと。正直言っていまいち。バチ捌きにRCサーボでは、パンチが足りない。
10年以上前だったか、琉球大学のチームが作ったのをどこかで見たことがあるのだが、それはそれは迫力があるものだったのに。

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いしかわきょうすけさんとミニXYプロッタ。日記はいつも読んでいるのだが、ご本人に会うのは初めて。いろいろと製作にまつわるこだわりを聞かせてもらった。
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製作したミニプロッタでお絵かきしているところ。このようなものを作るとき、私なら迷わずステッピングMOTORを使う。そこにDCモーターとスライドVRで作るところがこだわりなのだろう。お遊びなのだから。

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こちらは、ニキシー表示管を自作したひと。電極は金属薄膜をエッチングして作り、ガラス管の空気を真空ポンプで抜いてアルゴンガスを入れて作ったもの。ニキシー表示管は真空管ほど真空度がいらないとはいえ、すべて自前で準備して作るところがすばらしい。

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こちらは、和菓子のアンをひねり出してお菓子をつくる、3Dフードプリンターとのこと。全体の仕上がりはいまいちだがアイデアは秀逸だと思う。どうせなら、徹底的にクリーンにして実際に食べられるものを作ってほしかった。食べ物で遊ぶのは精神衛生上よろしくない。

このほかにも、WEBでは知っているけれども、本人とお話するのは始めてのひとや再会できた人も多くあり、とても楽しかった。
次回、チャンスがあればおもちゃ(ガジェットと言うべきか)を作って展示してみたい。自分が作るのは、ほとんどが実用品というか、必要にせまられてというものが多いので純粋に楽しみのもの、というのはほとんどない。このへんお遊び心もあれかしと思うのだが。