続続続 松山 水栓が逆ネジ

出張先のビルは古い。
男子小用トイレは定期的にまとめて流す方式なので、悪くすると、前の人の残りを
見ることになる。もっとも昔はみんなそうだたのだが。

洗面台の水栓が不思議な構造である。
左側が湯、右側が水であるのは同じ。
右側の水用の蛇口が出水するときにノブを右に回すのである。
通常はネジを緩める方向なので左、すなわち反時計回りである。
不思議な構造である。

おそらく、デザインを凝って、水と湯でそれぞれ、内側から外側に行く時が
出水というふうに設計したのだろう。TOTOの製品であるが、この会社はオリジナリティ
にこだわるあまり、妙な設計をするように思う。レバー式の混合栓も下げると出水になる
方式であり、世界の趨勢と反対である。最近は方針を転換したようだが。
人間工学、安全をを考えたらTOTOこのような設計にはならないと思う。