先日購入した、中華 nannoVNA はポツポツと動作・機能を確認している。タッチパネルでも良いのだが、画面が小さく操作しにくいので、PC と接続して使うことが多い。
MLA48 メンバーの製作した、小さなMLAをこんなふうに測定すると、表示は写真のとおり。
コントロールソフトの NanoVNASharp はこのように、プロットする。
スミスチャート表示では、
NanoVNASharp では、画像をPCに取り込む機能がなく、シグナルアナライザの共通フォーマットである SNPファイルフォーマットで保存するようになっている。この形式のファイルを表示するフリーの S-Pamameter Viewer をいろいろとさがしてみた。
いまのところ AppCad が一番良いとの結論。もともとは、RF回路の設計TOOLとしてHPが提供していたもののようだが、現在では Design Assistant For RF TOOL としてBROADCOMが提供しておりFREEで使える。
起動画面は、
ここから、Everything S-Parameter をクリックして、SNPファイルをロードすると画像のようにデータを表示することができる。
ちょっと、操作にクセがあり、ファイルを読み込んだら自動的に表示してくれるわけではなく、Parameter を選択して Calculate をクリックする。2ポート、6個までのファイルを開いて表示することができる。
画像の保存は、クリップボード経由となるので、Paint などのアプリケーションにCOPY → PASTE となる。
このほかにいろいろと試してみたが、
4ポート、3ファイルまで表示可能とのことだが、無料版は画像のようにロゴのすかしが入っている。さほど邪魔になるわけではないのだが。
表示画像のJPEGでの保存も可能である。
複数のデータを表示させることができるが、スミスチャートは表示できない。
いろいろと難ありで、AppCADがベストのようだ。