老眼が進んで、本を読んだりパソコンを使うには、さほど不自由しないが、年々半田付けが難しくなってきている。取り扱うパーツは小さくなるばかりで IC は DIP サイズのものは少なくなっており、基本的には PIN 間隔 1.27 mm SOP 以下のサイズのものばかりである。
格安のメガネ屋さん Zoff で半田付け、工作用に手元にピントが合うようにメガネを作ってもらってそれを使っている。亡き義父が使っていた イギリス製の視度が調節できる老眼鏡もある。メガネの両側に付いているネジを回して左右それぞれの視度を調節する。
実際の半田付けの位置 20cm くらいのところにピントが合うようにして使ってみると、かなり良く見えるのだが、なんだが使いにくい。私の目に乱視が入っているせいかなと思う。度が強すぎるのかもしれない。メガネ屋さんで作ってもらうときには、そのあたりも勘案してレンズを選んでくれる。
今回ネットで知って Aliexpress のお店から 、歯科用メガネ なるものを購入してみた。倍率 3.5 倍、320 ~ 420 mm のところでピントが合うようになっている。
このように、調整用のドライバーなどが付属して収納ケースに納められて、送料込みで＄30 くらいである。発注して一週間ほどで到着した。
AMAZON でも同様なものが売られている。値段もおなじくらい。こちらでも良かったかもしれない。
左右それぞれピントを合わせて使ってみるとかなり良く見える。前述のイギリス製のメガネとの違い、かがみこまなくても対象から離れて見えるのがよい。AMAZON のレビューで、使っていると頭がくらくらするというのがあったが、調整が悪いのだと思う。双眼鏡でもそうだが、左右の視度が正しく調整されていないと、脳が無理やり像を作るので疲れてしまうとのこと。おいおい調整していくつもりだが、こうゆうものを確認するチャートみたいなものはないのだろうか。
