台湾 交通編

MRT
 都心部は地下鉄、号外では地上に出る。ドイツのSIMENS製。よくできている。
 日本では車両とホームでは、車両が幾分高めに設計されているのが普通だが、台湾では
 ほとんど同じ高さで、5mmも違わない。
 駅の自動販売機でカードを買って乗る。最低区間20元(75円)。
 駅は広くきれいで、トイレもきれいである。都心部は地下街が併設されている。
 乗った時間帯によるのだろうが、なぜか年寄りは少ない。

タクシー
 すべて黄色に塗られている。初乗り70元(260円)。今回はMRTメインで回ったので
 2回しか乗らなかったが、台北市内の主だったところは1000円程度でいけるので良いと
 思う。流しであれぼられることもない。前回、ホテル に待っているタクシーに乗ったら遠
 回りされた。行き先を書いたものを見せたほうが間違いない。行き先の場所の英語名を言っ
 たら、ちがう方向にいったのであわてた。供給過剰の感じがする。
 日本のガイドブックはタクシーについてくわしく書いていないのでこまる。ぼられることも
 あるので注意しましょう、と書いてあることが多いが、どう注意したらよいのかわからない。
 スキを見せないことだと思う。乗ったとき、メータがまわっていないように見えたので、
 メーターをたおしてくれといったら、ここだといわれた。液晶が薄くて見えなかった。
 とても親切な運転手だった。

鉄道
 東部の宜蘭まで行くのに乗った。台北駅で「自強号 →宜蘭 2名」と書いた紙を書いて
 出したら、「呂光号 」と書かれてきたので、OKして切符をかった。自強は「ひかり」
 呂光は「こだま」に相当する列車である。宜蘭まで2時間、172元(600円)と特急
 にしては驚くほど安い。乗り心地はよく、車内販売もある。2段重ねの大きな弁当を売って
 いた。時間があえば食べたかったものだ。

バス
 今回は乗らなかった。
 行き先表示が、すべて電光掲示になっており、遠くからでも見やすかった。台湾は、以前
 はバスの島という感じがしたものだが、少なくなった気がする。前回までの旅行では随分
 乗ったものだが。

新幹線
 本来は12月7日に開通の予定だった。これに乗って台南に行こうかと思っていたのに。
 次回は必ず乗る。

バイク
 道路には川のようにバイクの流れがある。朝などは見ていて壮観である。エネルギッシュ。

徒歩
 台北では、ほとんどの道路に屋根がある。道路に面した建物が設置してあるというか、
 軒下があるというか。たてものにより、さまざまなので、段差があったり、途中でなく
 なったりしている。特に段差には閉口する。バリアフリーにしましょうみたいなポス
 ターがあった。