ARRL Satellite HANDBOOKがとどく

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AMAZONに発注していた、ARRL Satellite HANDBOOKがとどく。代金は2,291円。送料は無料だった。

本の中味をみてびっくり、基本的にアンテナことしか書いていない。よくよく考えるとそうなのかも知れない。テレメトリの解析にしても衛星ごとに違うのだから、それぞれのHPなどで確認しなければならないだろう。人工衛星の軌道理論なども、専用ソフトがあるわけだし、無線機は、有りものでなんとかなるのが、現代のアマチュア衛星通信なのかもしれない。とにかく電波を捕まえるのが第一歩だから、そうなるのだろう。

この辺は、アメリカの入門書、解説書のすがすがしいところだと思う。通信することが最初で、人工衛星のすべてを知らなければ出来ないと言うわけではないのだから。その点で言うと、日本の解説書は、そもそも、人工衛星とは、とか、前置きが多いような気がする。ここまで割り切った編集はないだろうなと思う。それでも、いまでは、日本ではアマチュア無線関連のHAND BOOKなど編纂されてはいないのだが。

この本には、アンテナで追尾しなくても受信できるQFHやEZ-Lindenbladアンテナの解説製作記事が掲載されている。これこそ、私がやりたかったことだ。おおげさにアンテナで追いかけなくてもできるような、それでも、GPアンテナよりは天空に対してGAINのあるアンテナでアクセスできないものかと考えていた。

つべこべ言わずに、明日から、アンテナの製作に取り掛かるとしよう。

今日は日中暖かく、天気が良かった。90S赤道儀の極軸精密セッティングをやろうとしたのだが、この、21時の時点で、雲ひとつ無く晴れているのだが、星はひとつも見えない。透明度が悪い。あるいは、上空に薄雲がかかっているのか、残念。