LX200がずーっと動いていた

今朝、観測室に行ったら、LX200が下を向いていた。あわてて、電源を切り、元の位置、天頂付近を向くようにした。
昨晩、会社から帰る道すがらは、快晴の星空だった。ご飯をたべて、PCやCCDカメラをセットアップして、観測をしようとしてスライドルーフを開けたら、全天の曇りであった。しばらく待ったのだが、晴れる気配がないので、屋根を閉じて、撤収した。
そのときに、LX200の電源を切り忘れたのだ。忠実に日周運動を追いかけ、地平線のしたまでガイドしていた。ST-9のケーブルもつないだままに。

私は技術屋なので、すぐに安全対策、フェイルセイフを考えるのだが、これは、単なる手順の問題だろう。
でも、気をつけなければ。
この程度で済めばいいだろう。
火事や決定的な事故に結びつかないように。