AR127 ファーストライト

昨夜、遅めの時間に、EXPLORE SCIETIFIC のAR127 127mm F6.5を90S赤道儀に乗せて星を見てみた。アイピースはプレーセル25mmなので、33倍というところ。まずは、明るい星でピントを合わせてみる。減速機構のついたフォーカサーが快適である。明るいアクロマートでは仕方がないが、すこし、色収差が目立つようだ。VIXEN SE120より良い程度。焦点の内外像をみてみると、円形とならない。収差のせいか、光軸のせいかわからない。

オリオンのM42を見てみる。コントラストが良く、羽を広げたような形がよくわかる。これは楽しめた。トラペジウムがとてもきれいに見えた。
このアイピースでは、ダイアゴナルプリズムを入れないと、ピントが合わなかった。最近の屈折望遠鏡はそれを前提に作られているようだ。

ST-7に換えて、撮影してみる。やはり、これも接眼部ががっしりしていて、ピントが合わせやすい。望遠鏡の姿勢による変動も小さいようだ。SE120+ST-7では、ピントの出る位置がなかったが、このAR127ではOKだった。このへんはありがたい。

この値段と私の用途では、お買い得だったと思っている。
今夜は、AR152のファーストライトとなる。