この本は、アメリカの大学で天文学の教科書、演習用として使われているものである。
日本でも、初版が誠堂新光社から「アストロノミー－天体観測基礎知識－」として翻訳出版されていている。
天文学の知識を平板的に記述するのではなく、観測データから、測定したり、計算したりすることにより、実践的な知識を身につけようとしているものである。
月の位置をプロットする などに始まり、冥王星とその衛星ＣＨＡＲＯＮ の直径を求めるなどや、ＱＵＡＳＡＲ の絶対光度を求める、などもある。いずれも、実際の観測データ、処理の方法、さらに発展させる問題などが記されている。
なかなか、実践的で楽しい。実際に問題を解けば、かなりの勉強になると思う。
現在の最新バージョンは、４版である。今回入手したのは、３版で、表紙のよごれや、すれがあったため、値段はわずか＄１．００、送料が＄６．００ かかったが１０００円以下で手にいれることができた。
じっくりとと取り組む。
