金環食の観察

目が覚めたのが、6時30分。日がさしていない。昨夜の時点で、クリアな空は望めそうもなかったので、観測モードではなく、観察モードにする。
7時前には、雨もぱらついた。いよいよもって、ダメである。

しばらくすると、雲が切れて明るくなった。
日食グラスで見てみると、太陽が欠けているのがきれいに見える。さらに、先日準備した接眼部にサングラスをつけた双眼鏡で見てみる。倍率がある分、さすがに、クリアに見える。黒点も認識できた。

ベランダで見ていたのだが、下に降りて、近所のひとたちもさそって見た。みんなは、日食グラスである。双眼鏡で見せると、よく見えることに、おどろき、喜んでいた。
金環食中は、うす雲はかかったりしたが、全時間観察できた。

雲がかかっていたことと、高度も低かったので、前回沖縄の金環食でみられたような三日月の木漏れ日は見られなかった。
双眼鏡で金環食を見て、近所のみんなが喜んでくれたことが良かった。