大家のご夫婦やConversation Partner とお話をしたり

早いもので、9週間の予定のこのコースも折り返しとなった。あと1ヵ月しかないというべきか、まだ1ヵ月あるというべきか。先週は、会話の多い日々が続いて、なかなかハードだった。

部屋を借りるとき、最初にご挨拶にうかがったときに、大家さんのご主人から英語をみてあげますよ、と言われていた。それで、話す機会がないのでそれをお願いしたい、ということで、週2回おじゃまして、お話をすることにした。先日は、簡単なサラダをごちそうになりながら、かなり長いことおしゃべりをした。最近のできごと、昔のアメリカ生活のこと、日本との習慣のちがい、疑問に思っていたレストランでのTip については、かなりくわしく教えてもらった。

ご主人のSkip は教師をしていたそうで、それなりに教えるモードでお話をしたり、読めそうな本を持ってきては、これを声を出して読みなさいなどと言ってくれる。そして、かなり博識である。奥さんのKate はまじめなかたで、社会的なことや政治的なことにも大いに関心をもっている。先日は、福島原発の汚染水の拡散についてふられて、答えるのに窮した。日本語でも難しい話題なのに。前回は、シリアへの軍事介入へのオバマ大統領の判断を心配していることを言った。日本語のニュースサイトで動きは見ているのだが、コメントするのは難しい。
Writing の先生も授業の冒頭にシリア問題を話したことがあり、納税者として自分たちの税金がどのように使われるのかということに関心があるのだろうか。

紹介してもらったConversation Partner のCaseyは、USCの国際ビジネス専攻の4年生である。こんなおっさんとも話しをしてくれるのは、どんな人だろうと思っていたのだが、ボランティアで応募してくるだけあって、なかなかの好青年である。ここから、北へ車で2時間ほどの、ノースカロライナ州シャーロットの出身とのこと。彼とは主に学校周りのことについて話をした。私は趣味がAstronomy であると言うと、自分は教養のときに天文の講義をとったが、難しかった。いろいろと忘れてしまった、なとと言っていた。実習で望遠鏡を使って星を見たかというと、それは無かったとのこと。それやこれやで、場所はスターバックスなのにコーヒーも飲まずに、クラスの合間、1時間あまり話をした。
彼は、この学期が終わると休学して、日本の上智大学に数ヶ月留学し、また復学して卒業するとのこと。日本に来たら、必ずうちに来るように言い置いた。関西に暮らしたこともあり、日本語もそれなりに話せる。将来は日本でも仕事をしてみたいとのことであった。

大家さんのSkip & Kate はこちらからさほど言わなくても、自分たちが話したいことも勝手に言ってくれるし、いろいろなことも聞いて来る。正確に対応するのは大変であるが、話はどんどんやってくる。しかし、学内で会う、Partner とTutoring の相手は、こちらから聞きたいことを聞いたりして話をしないと進展が少ない。時事問題とは言わないが、もうすこし突っ込んでというか、話が膨らむような方向で進めなければいけないのかと思う。そのためには事前に、この関連の言葉などをしらべたり、
それなりの予習が必要なのであるが。