CMOSカメラ製作 プリント基板を発注

カメラの実験は、こんなふうにUSBコントローラボードとイメージセンサーボードを並べて、バラックで行っている。実験の結果、それなりに使えそうなのでオリジナルの回路を多少モディファイして、製作を進めることにした。
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今回は、技術の習得も兼ねて、プリント基板を発注することに。使用したCADは、使い慣れているプリント基板CADのEAGLEを使用。無料版なので、80mm×100mmまでの基板しかつくることができないが、今回の基板は、50mm×50mmの大きさなので、問題ない。パターンはこんな感じ。

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なぜか、この画像では、べたGNDが表示されていないが、がーバーデータでみると接続されている。実際の基板では、アナログ回路の引き回しはないのだが、イメージセンサーには、アナログ・デジタルの電源が分離されている。実験では、電源を共有してもノイズなどにあまり差は無いように見受けられるが、ここはセオリー通りに分離して供給した。

アナログ・デジタルのGNDは別に配線して、1箇所で接続するようにしたのだが、どうしてもうまくできない。ネットリストに矛盾が生ずるようだ。しかたが無いので、両方を0Ωの抵抗で接続するようにパターンを作成した。

基板製作は評判の良い ELECROW に。中国のメーカーだが、50mm×50mmの基板が日本への送料をふくめて、$15 程度である。昔からすれば考えられない激安である。
PAYPAL で支払いをすませ、データをアップロードしたら、OKの返事が来た。出来上がりは、2週間後くらいか。実際の製作には、ピッチの細かいICなどハンダ付けの難関があるが、TOOLなどを準備しておこう。