Datyson T7M カメラ スカイモニター撮影テスト

昨晩は、透明度はいまいちだったが、天気は良かったので、Datyson T7M アストロカメラを付属してきた広角レンズでスカイモニターとして使えるか実写テストを行った。

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一晩だけのテストなので安直にビニールテープで、こんなふうに仮固定。この写真だとずいぶん大きく見えるがカメラはアイピースサイズなのである。

撮像ソフトは、ZWO が Livestack software として紹介している、AstroLive 。このソフトは有料であるが、ZWO の ASI Camera に限ったバージョンは無料で使える。
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画像は、昨晩の18時すぎの天頂付近を撮影している様子。上が北、右が西方向である。上側に写っている線は、我が家の北側にある高圧線の電線。右側に夏の大三角形のベガ、アルタイル、デネブが見える。左側にはペガサスの四角形、高圧線の上側には、カシオペアがなんとか確認できる。

空が明るいのでコントラストが悪く、冷却もしていないので C-MOSチップのノイズも多いが、
 Gain = 100
 露出 = 600ms
で、これくらい確認できれば、スカイモニターとしては、それなりに実用になりそうだ。

AstroLive のパラメーターをいじりながらテストしていたら、だんだんと星の写りが悪くなってきた。外に出て確認してみると、かなりの夜露が付着していた。このときの外気は、気温12度、湿度 98% 。それなりのケースに入れるつもりだが、夜露対策も考慮しなければならないようだ。