MEADE LX80 を Onstep に換装 基板設計

Aliexpressに頼んでおいた、RTC、UART、DC-DCなどのパーツが届いたので、これらをならべて、基板の配置など具体的な設計を進める。
イメージ 1
パーツはこんな様子で左から時計回りに、RTC、STM32、TTL-USB UART、DC-DCコンバーターとなる。Onstep STM32のWiki では、一枚の基板にすべて実装するようになっているが、LX80の内部に実装することになると、スペースの関係で無理が多い。レイアウト・機能を検討したの結果、図のようにすることにした。
イメージ 2
RTCはMotorドライバ基板に入れ込むこともできたが、Motorドライバ基板はDEC側スペースに入ることになる。クロックの電池交換時にバランスウェイトをはずしたりしなければならず、頻度は少ないものの、かなり面倒なことになる。なので、単体で電池スペースあたりで動かすようにする。

そんなことをあれこれ検討して、メイン基板はこんなふうに、STM32 CPUボードとコネクタのみとなった。電源には、当初DC-DCを使おうと思ったのだが、スペースの関係と消費電流が小さいためシリーズREGとした。12V→5Vはドロップ電圧が大きすぎるため、抵抗で落とすことにしてある。
イメージ 3

Motorドライバ基板は、メイン基板からの信号コネクタとDRV8824基板が2個乗るだけである。放熱を考慮して大きな放熱板を取り付けられるようにした。
イメージ 4

基板の発注は、いつも利用している Elecrow を想定していたのだが、Fusion が新たに始めた、10cm×10cm以内 5枚 OCS送料込み$9.9サービスというの利用してみることにした。これは、以前の$7.9のサービスというのがあり、発送がシンガポール経由であったため、届くのに3~4週間もかかっていて、かなりやる気がそがれることがあった。深センからのOCSサービスだと製作にかかる日数も含めて、1週間あまりとで届くとのこと。

明日から1週間ほどの旅行。
帰って来るころには、基板が到着していて、製作に取りかかれるだろうか。